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SOKEI GRADUATE COURSE

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アート・デザイン専門課程
アート研究コース

幅広い授業と実践的な作品発表の場。

「アート研究コース」は、自身の研究テーマをより深く掘り下げていくことを目的としています。展覧会などの作品発表を中心に、指導教員とのディスカッションを通して作家になるための研鑽を行っていきます。また研修派遣制度の応募が可能です。修了後に海外留学へ進む研究科生もいます。

アート系・専攻分野

所属する専攻分野を中心に本課程の授業の中から自身の研究テーマに沿ったカリキュラムを作れるのが「アート研究コース」の一番の特徴です。どの授業もその分野のプロの指導を受けられます。また一つのテーマに絞り、1年間じっくり制作に没頭することも可能です。最近では定年後のセカンドライフを充実させるべく「アート研究コース」に入学し、複数年在籍する研究科生もいます。

「アート研究コース」では、古典技法の授業から先端メディアを自在に使いこなすための講座まで幅広く受講できます。

絵画専攻分野

教員は全て現役の絵画、造形作家。あるいは美術評論家。「フレスコ画」「テンペラ画」「グリザイユ」などの古典技法を扱う作家から世界的現代アーティストや人気の評論家まで幅広い教員が揃っています。

版画専攻分野

「木版画」「銅版画」「シルクスクリーン」「リトグラフ」などの四版種それぞれを専門とした現役の作家のほか、プロの刷り師の教員も在職。世界でも評価の高い日本の版画を、実習を中心に指導していきます。

実践的作品発表の場、学外展覧会

創形は学内外での作品展示の機会を多く設けています。学外展覧会は実践的な作品発表の場として作家へステップアップするきっかけとなったり、自分の現在地を確認する貴重な機会となります。修了制作作品展は多くの方が訪れる都内ギャラリーにて展示され、特に優れた作品に髙澤賞が授与されます。

*髙澤賞受賞者は翌年にギャラリー・プント(本校内ギャラリー)にて個展が開催できます。

オーダーメイド カリキュラムシステム

創形の授業カリキュラムは5専攻分野に分かれて組まれています。自分の専攻分野を中心に担当教員が希望を聞きながら、学習目標達成に向けたカリキュラムを一緒に考えていきます。希望の講座を組み込みでき上がったオリジナルカリキュラムを通して、表現技術の研鑽を深めていきます。一年間という短期間で高度な専門技術を身につけたい人も、自分が学びたい講座を集中して受講することが可能となります。

※大学院受験専用のカリキュラムは、オーダーメイドカリキュラムで選択できません。大学院進学を目指す方は「美術進学課程」に入学してください。

グローバル社会を意識した世界水準の教育

創形美術学校は常に世界レベルの高度な教育を維持していけるように、積極的に国際交流を努めてきました。欧州・北中米といった国々からアーティストを招き、講演会や展覧会・ワークショップなどを開催しています。また研究生の海外への留学研修制度も充実。フランスやメキシコとは国際芸術交流の提携を結び、これまでも多くの研修生を派遣してきました。世界のアートシーンの現在を知ることにより、広い視野や世界を意識した考え方で自身の研究テーマに取り組めるようになります。英語やフランス語、日本語などの語学講座も充実し、グローバルな社会を見据えて幅広く学ぶことができます。

海外研修派遣制度

パリ国際芸術都市
(シテ・デ・ザール)

「パリ国際芸術都市(シテ・デ・ザール)」は、1965年にフランス政府とパリ市により美術、音楽、映画、舞踊、演劇など幅広い分野の芸術家のために設立。芸術における国際的な重要な拠点となっています。創形は専門学校では唯一、美大でも数校しか許されていない「パリ国際芸術都市」の使用を認められ、毎年9ヶ月間の研修派遣を行っています。ここでの研修活動は芸術家としての可能性を導きだす絶好のチャンスとなっています。  

メキシコベラクルス州立大学
造形美術研究所

創形はメキシコベラクルス州立大学 造形美術研究所と国際芸術交流提携を結んでおり、毎年交互に海外研修生を派遣しています。メキシコから訪れる研究所のアーティストによる展覧会を創形1階ギャラリーで開催します。メキシコへ派遣される研修生はベラクルス州立大学での制作活動のほか、展覧会も開催。今までも著しい成果を収めています。

※フランスやメキシコへの海外研修派遣は選考を経て選ばれる必要があります。それぞれの選考で選ばれた学生には、「パリ賞」「メキシコ賞」として、助成金が授与されます。